「福岡市中央卸売市場特別会計補正予算案」に関し、「青果部市場の統合と移転の基本方針決定の過程と内容」について、食の安心・安全の体制などと併せて質問。
アイランドシティ整備事業に関して、博多港開発の銀行団からの融資状況を質問。「借り入れ利率が長期プライムレートに1%上乗せし、現在3.25%に設定されている」との報告に対し、「プラス1%の上乗せは、アイランドシティ事業に対するリスク。度重なる事業計画の変更、ケヤキ・庭石購入事件など、事業自体への銀行団の不信感の現れではないか」と厳しく指摘したうえで、「銀行団にも金利の引き下げをはじめ相応の協力を求めていくべき」と主張しました。市長も「銀行団の見方が厳しいのは事実」と認め、「人工島を市民の財産とするため、銀行団の信頼が厚くなるよう努力したい」と答えました。
ウイルス性肝炎問題に関して、市役所で行われた講演会での薬害肝炎九州訴訟の原告患者の訴えを紹介しながら、「C型肝炎のインターフェロン治療に対して、福岡市独自の医療費助成を早急に開始すべき」と主張。「与党の肝炎対策プロジェクトチームが、インターフェロン治療の公費助成を実施する動きがある。国の動きを踏まえながら独自制度について検討していきたい」との答弁に対し、「裁判や国の動きにとらわれることなく、自治体の主体性を発揮すべき」と厳しく追及しました。市長からは「国の動向を踏まえながら、対応したい。ウイルス性肝炎の正しい知識の普及啓発、患者や家族に対する相談をはじめ、検査機会の確保、適切な治療を行うための医療連携などの充実に努めるなど、市民の皆様が日々の生活のなかで直面している課題として取り組んでいく。」と前向きの答弁を得ました。
「市立小中学校における教育実習生受入時の謝礼金」について、「不明瞭な金銭受理であり、廃止すべきではないか」と質問。教育長は「市民の誤解を生みやすい慣行である」と認め、「一定のルール化について関係機関と協議を進めている」ことを明らかにしました。
博多港開発の決算状況に関して、「協調融資銀行団との協議によっては融資がストップされ、いつ資金ショートを起こしてもおかしくない状況にある」と指摘し、市の緊急貸付制度の発動、法的整理を選択したときのアイランドシティ整備事業に与える影響について質問。港湾局長は「協調融資銀行団に協力を得て、緊急貸付は実施しないよう最大限、努力する」「法的整理を選択する状況にはなく、今後とも円滑に事業を推進していきたい」と答弁。また、アイランドシティ整備事業の度重なる計画変更の経過に関して「過去に学び、学んだ教訓を将来の構想に活かす視点が欠如している」と追求。市長は「11月に出す最終報告で市民の理解を得て、局面を大きく変えて事業を進めていきたい」と答えました。
保育所の延長保育について、開所時間の設定など、地域の実情に併せた弾力的な運用を提案。「国との協議や調整、国への要請を積極的に行うとともに、保護者の声を十二分に取り入れ、保護者・保育園・市がWIN−WINの関係となるような保育行政を」と求めました。市長は「保育行政は国の補助事業で、市だけでは難しい面もあるが、子育て日本一を目指し、地域、園、企業も含め、全体の整備を図っていきたい」と答えました。
環境問題、特に地球温暖化は、地球上の全ての生命を左右する深刻な問題であり、世界各国が、また、市民一人ひとりが取り組むべき非常に重大な課題です。平成十八年度決算に基づき、温暖化防止、ごみ減量等の環境対策が有効に行われているか質問しました。
アイランドシティ整備事業に関し、「負の遺産を見直してアイランドシティを有効活用する」ために、9月に出された検証・検討結果報告に対して議会で指摘された数々の問題点を鮮明にして最終結論を出すことを強く要望。また、民間事業者の進出を促すために、県や国、国・県・市の議員も巻き込んだ集中的な誘致活動の必要性を指摘し、「市民の不信を払拭する手段は、一刻も早く土地の活用を図って投資した税金を再び市民に還元できるよう実行計画を示すことに尽きる」と訴えました。これに対し、市長は「アイランドシティは財政的な観点からも不安を一刻も早く払拭することが必要で、スピードが大切。一刻も早く市民の財産にできるよう最大限の努力をしていきたい」と決意を述べました。
