生活保障部会では、3回の部会会議を行いました。その間、認知症高齢者が住み慣れた地域で過ごしている第2宅老所「よりあい」(国の小規模多機能居宅介護施設の制度モデル)を訪問し、そこで親を看とってもらった方や主宰者との意見交換を行いました。
● 課題考察の手法
一人ひとりの生活が安心で幸を感じられるように、従来の社会保障の分野に雇用や街づくりの分野を加えて生活保障というくくりで、人間の一生を年齢階層別(幼年期、学童期、成人期、高齢期等)に考察し、新たな政策課題を提起し、その実現のための福岡市の政策と施策を調査・研究しています。
● 基本的視点
人は誰しも独りでは生きていけません。悩み、挫け、倒れたときに、寄り添ってくれる人がいるからこそ、再び立ち上がれるのです。日本社会は、かつて、家族や地域社会、企業による支えがそうした機能を担ってきました。それが急速に失われる中で、様々な関係者や社会資源を結びつけ、支え合いのネットワークから誰一人として排除されることのない社会の実現を目指します。
● 政策の方向性
そして、本市の現実の実態を踏まえつつも菅新政権の『強い社会保障』(社会保障の充実が雇用と成長をもたらし、その実現により「少子高齢化社会を克服する日本モデル」を提示するため各制度の立て直しを進める)等の国の政策を踏まえつつ自治体として現実的に具体化する方向で政策・施策を推進します。